立山連峰を望む「くすりのまち」富山市の日常を映すライブカメラ「横内ライブ」。富山地方鉄道上滝線・上堀駅にほど近く、富山市中心部からもアクセスしやすい住宅地の、飾らない毎日をご紹介します。あなたの店舗や自宅のカメラでも、地域とつながる新しい発信方法が始められます。
「うちはただの住宅街だし、映しても地味でしょ……」
防犯カメラのライブ配信をおすすめすると、多くの方がそうおっしゃいます。ですが、その「何もない」日常こそ、実は多くの人が求めている景色なのかもしれません。特別な観光名所がなくても、そこに積み重ねられた歴史と暮らしがあれば、映像は十分にコンテンツになり得ます。
■ 「くすりのとやま」の歴史を受け継ぐ街
富山市の歴史は、戦国時代までさかのぼります。安土桃山時代には佐々成政がこの地の富山城に入城し、治水事業に力を注いだことで、平野部の農業は大きく発展しました。江戸時代になると富山藩十万石が置かれ、藩をあげて薬業や和紙などの産業が奨励されます。行商人が全国を巡って薬を売り歩く「越中売薬」という独特の商法が生まれ、飛騨街道や北前船航路といった交通・物流網の整備とも相まって、「くすりのとやま」として全国にその名を知られるようになりました。横内の街並みも、こうした富山藩の歴史的な発展の延長線上にあるエリアです。
■ 立山連峰を望む、上堀駅そばの住宅地
横内周辺は、富山地方鉄道上滝線の上堀駅から徒歩圏内に位置し、富山市中心部にも比較的近い、落ち着いた住宅地として知られています。晴れた日には遠くに立山連峰の稜線を望むことができ、北陸ならではの豊かな自然と都市機能が近接する土地柄です。
■ 「世界一美しいスタバ」が象徴する富山の新しい顔
市内中心部に足を延ばせば、富山の"新しい顔"ともいえる観光スポットが広がっています。富山駅前の「富岩運河環水公園」にあるスターバックス コーヒー 富山環水公園店は、ストアデザインアワードで最優秀賞、さらに2018年にはグッドデザイン賞のベスト100にも選出され、「世界一美しいスタバ」として国内外から注目を集めています。近くにはガラス張りの外観が印象的な富山市ガラス美術館も立ち、富山は「ガラスの街」としての顔も持ち合わせています。市内を走る路面電車「セントラム」は、これらの観光スポットと横内のような住宅地とを静かにつなぐ、市民の足として親しまれています。冬は日本海側特有の雪に見舞われる一方、夏は立山連峰からの澄んだ水に恵まれ、四季を通じて表情を変える街並みが魅力です。